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2006年08月22日
グーグル創業者が出資する電気自動車
19日の日経「原油高とシリコンバレー」は、原油高のために、シリコンバレーにインターネット、バイオにつづきエネルギーをめぐり新ビジネスが起きている、という記事。ここで紹介されていたのが、2003年設立されたテスラ・モーターズ。二人乗りスポーツカーで、フェラーリ並みの加速性能、価格は8900ドルで、来年の発売を目指している。このシリコン・バレー発の自動車会社に出資しているのが、グーグルのセルゲイ・ブリンとラリー・ペイジ。……どこかで読んだな・・と思っていたら、今月のWIREDにレポートが載っていた。

このテスラ・モーターズのマーチン・エバーハードCEOの経歴はユニーク。これまでまったく自動車に関わったことがなく、以前は、ebookの「NuvoMedia」を開発していた。ここでバッテリーに関して知識を得たことで、NuvoMedia売却後、電気自動車の開発を決意した、という。凄いな。
日経の記事では、このところの原油高が、こうしたエネルギー関連ベンチャーが勃興する理由としているが、アメリカ西海岸のカウンターカルチャー以後の土壌としてエコロジー・マインドはかつてからあったもので、このところの原油高は、ひとつの短期的な理由だろう。テスラ・モーターズの場合は、グーグル創業者2人の出資を得たことでポストITとして取り上げやすいが、より本質的な動きのように思う。これまで、ITと代替エネルギーは、あまり同次元で語られることがなかったが、技術が社会をドラスティックに変えうる可能性という点ではとても近しい。ITサ−ビスが、一般市民のエンパワーメントに実質的に効果を持ってきているこのWeb2.0時代、さらに重要な課題の"エネルギー"に、一気に関心が向いても不思議はないのだ。選民意識にも似たエリート意識を感じるグーグルの2人がひとつのきっかけになっていることは気になるが…。
逆に振り返ってみると、これまでのWeb1.0時代のIT産業は、ITと社会との接点を"ビジネス"だけで捉えていたMS的、また東海岸的志向に覆われていたと言えるかもしれない。
……そんなこともあって、このブログでは、ITをエネルギーが柱となってます。
さて、同じくリチウムイオン電池の高速の電気自動車といえば、慶応大学の「ELIICA」が思い出されるところ。アメリカのITビジネス系雑誌で、テスラ・モーターズ以外にも、高速電気自動車が取り上げられることが多くなったが、このELIICAが取り上げられないのが残念。市販のプランなどはどうなっているんだろう・・。我が家は、ホンダのインサイト、トヨタのプリウスと、ハイブリッドカーを続けてきたが、次は電気自動車や燃料電池自動車の可能性はあるのか・・?
投稿者 esaka : 2006年08月22日 16:36
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